BALAブログ

オープンキッチンについて

2011.08.25

オープンキッチンとなると、これだというものがなかなか見あたらない。流行のカウンターキッチンも、本来はオープンキッチンと割り切ってデザインすればもう少しマシなものになると思うのだが、実際に販売されている物件を見るかぎり、オープンとはいえない中途半端なシロモノなのである。オープンという雰囲気が伝わってくるキッチンとなると、「パークハイツ我孫子台」(売り主:日本ランディック、設計・施工:大成建設、設計監修:東急設計コンサルタント)や「エクセラージュ神宮前」(売り主:大成プレハブ、設計:エイプ、施工:日産建設)が思い浮かぶ。リビングとダイニングとキッチンが一体になり、まさにみんなでワイワイ会話をしながら料理を楽しんでほしい。そういうオープンキッチンとしての特長が伝わってくる。「パークハイツ我孫子台」では、「アイランドキッチン」という考え方が提案されている。L字型のキッチンのシンク・カウンター部分をダイニングに向けて設置するというのは、カウンターキッチンとさして変わりがないのだが、大きくちがうのは天井部分である。普通、シンクの上には吊り戸棚かぶら下がってそれがダイニングとキッチンを視覚的に分けるわけだが、このマンションにはそれがない。ダイニングとキッチンの天井が平坦につながっていることから、ひと部屋という印象が明確だ。「エクセラージュ神宮前」では、シンクおよびレンジカウンターだけでなく、レンジフードまでもがダイニングに対してオープンに設置されているのだ。